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ちょっといい話?

自身の転職歴をここで書きながら、あまり良かった思い出が無いと思っていたのですが、ちょっと思い出したことがあります。


20代の前半の頃、飛び込み営業で数千円の食品を販売していたことがあります。

物自体は悪いものではなかったとは思うのですが、スーパーやなんかと比べるとやはり割高だったのではないかと思います。

でも私の成績はその頃は良かったのです。周りのメンバーと比べても、いつもいいほうでした。

私は、前にも書いたように、人とのコミュニケーションは得意ではなかったので、とにかくトークマニュアルを一言一句たがわず、それこそロボットのように繰り返していたのです。他のメンバーも、似たような感じでやっていたかもしれません。でもなぜか私が一番売れていました。

なんで、この人は買うんだろう、と思いつつ、売れる分には構わないので、深く考えることはありませんでした。



その仕事を辞め、数十年経ち、私も人の親になり、その理由が分かる気がします。

まあ、その頃も買ってくれたお客さんがたまに言ってたことではあるのですが、なんていうか、その若い口下手なセールスマンを、自分の子どもに重ねてしまうんでしょうね。

あるお客さんが言ってた言葉は今も覚えています。

「こうして今、あんたに良くしてあげることで、それが巡り巡って自分の子どもに返ってくるかも、なんて思うんだよね」

その時は、ふうん、そんな風に考えるんだ、くらいにしか思わなかったのですが、親元を離れ、どこか遠い街で暮らす子供を、どうしてるかな、と思いをはせている頃に、目の前で、必死で不器用なりに頑張っている若者に対して、無下に切り捨てることができなかったのかな、なんて思うのです。



と、言いつつ、今、飛び込み営業の若者が訪問してきても、断っちゃうかもな・・。

うーん、「ちょっといい話」で終われなかった・・。

飛び込み.png



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ガンガン書きます・・

少し前になりますが、運転しながら聴いていたラジオで、書道家の武田双雲さんがリモート出演している番組をやっていました。

その中で印象に残ったのは、武田双雲さんは、毎日の生活の中で、とにかく「感謝」を心がけているという話でした。

まあよく言われるありふれた話と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、何かの道で一流になる人って、とにかくなんでも徹底してとことんやるみたいですね。

「感謝」するのも、とにかく全てに対して感謝する。だから、ネガティブな感情になることがほとんど無いし、なったとしても、そのことにも「感謝」できてしまえば怖いものなしですね。

最後に言ってたのが、そのような意識で生活していると、不思議と、感謝できるような人や、環境が向こうから寄ってくる、とのことでした。だから別に、無理してそう意識しなくても、自然に感謝ですという思いになるのだと。



前向きに生きていれば、それを応援するような人や環境が向こうから自然と近づいてくるのかもしれない。あまりそういうのを当てにしすぎてもいけないのでしょうけど。


意志あるところに、道は開ける

Whre there is a will, there is a way.

双雲.png








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